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メランコリー型うつ病とは。

今、若者に増えているうつ病があります。それが「メランコリー型うつ病」と言われるものです。
真面目、凡帳面で責任感が強く、人に気を使い、秩序を重んじる、メランコリー親和型性格の人が、環境の変化や責任ある立場に立たされたとき、過剰にがんばって、オーバーワークとなり、心身ともに疲労困憊となってうつ病を発症するパターンをとります。
日本では、このメランコリー型性格がうつ病診断の基準となっているのですが、最近の統計学的な研究では、「メランコリー型の性格とうつ病には全く関係がない」という結果が出ています。
症状は、瞬間的な気分の落ち込みではなくて、長期に渡って続くために、普段の生活に支障が出てくる。成功しても喜べず、失敗をすれば「やっぱり自分はダメな人間なのだ」と信じてしまう、などがあります。
このタイプの典型的なうつ病の場合でも経過はさまざまです。一生に一回だけで終わる人から、再発を繰り返す人や、双極性障害(躁うつ病)に発展する人まで多様なのです。
このうつ病は、かかったその人の性格も反映されます。「うつ」はそれをどのように治すかも重要ですが、治ったあとにどのように行動するかもとても大事なことなのです。
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うつ病に向き合う

うつ病については、勉強しても個々人によって表れ方が異なるかもしれません。いくらうつ病に関することを学んだからと言ってもいつも見ている人でも分かりにくい…これがうつ病なのです。
やはり一番は身近にいる家族の支えが必要になります。うつ病の治療上,家族の果たす役割はとても大きいのです。家族の理解や接し方や態度に,患者さんは敏感に反応し、お互いが理解し合えず治療が長引く例もあるのが実情です。ですので患者さん本人だけにうつ病と対峙させるのでなく、家族も一緒になってうつ病と向き合っていくことが大切になります。
また、うつ病患者自身も、他人に知られることはつらいものです。自分がうつであるとわかっても、服薬せずに自力で治したいと考える人も少なくありません。でも、気の持ち方をいかに変えようとも、どれだけ気力を振りしぼっても、抗うつ薬をのまなければ治らないうつはあるのです。患者さんをバックアップしてあげるのも家族や周囲の人たちの理解が欠かせないものになってきます。
でも、やはりきちんと治すためには、本人がうつという病気と向き合っていくことが一番大切であるということが分かります。

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